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前立腺肥大症と睡眠の深い関係【番外編・第2回】なぜ“呼吸の病気”で夜中にトイレに起きるのか?

なぜ“呼吸の病気”で夜中にトイレに起きるのか?
― 睡眠時無呼吸症候られる群と夜間頻尿の意外な関係 ―

では、なぜSASが夜間頻尿を引き起こすのでしょうか。

SASでは、睡眠中に呼吸が何度も止まります。

そのたびに体は「酸素が足りない!」と強いストレス状態に陥ります。

このとき、心臓に負担がかかり、体内で利尿を促すホルモン(心房性ナトリウム利尿ペプチド)が分泌されます。

結果として、夜間に尿が多く作られます。

膀胱が正常でも尿意で目が覚める1晩に何度もトイレに起きるといった状態が起こります。

つまり、膀胱や前立腺に異常がなくても夜間頻尿が起こるということです。

当クリニックでも、前立腺の大きさや残尿量を評価したうえで
「説明がつかない夜間頻尿」がある患者様に対し、SASの可能性を考えることがあります。

夜間頻尿は、体が発している重要なサインかもしれません。

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