最近ちょっとトイレが近い…それ、もしかして「前立腺肥大症」かもしれません
こんにちは、院長の北島です。
最近、「夜中に何度もトイレに起きてしまうんです」とか、「排尿に時間がかかるようになってきました」というお悩みで来院される男性が増えています。
50代を過ぎたあたりから、こうした症状に心当たりのある方、多いのではないでしょうか?
この症状、もしかしたら「前立腺肥大症」が原因かもしれません。
- ①前立腺肥大症って?
男性にしかない臓器「前立腺」は、膀胱のすぐ下にあって、尿道をぐるっと囲んでいるような形をしています。
年齢とともにこの前立腺が少しずつ大きくなってくるんです。
これが尿道を圧迫して、トイレが近くなったり、出にくくなったりするわけですね。
②なぜ肥大するの?
前立腺肥大の原因は一つではありませんが、主に以下のような理由が挙げられます:
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- ⅰ加齢:特に50代以降の男性に多く、年齢とともに進行しやすくなります。
ⅱ男性ホルモン(DHT):体内でテストステロンが変化したホルモンで、前立腺の成長に関わっています。
ⅲ遺伝や生活習慣:肥満・運動不足・食生活なども関係している可能性があります。
ⅳ慢性の炎症や生活習慣病:糖尿病や高血圧のある方は注意が必要です。
- ⅰ加齢:特に50代以降の男性に多く、年齢とともに進行しやすくなります。
③放っておいて大丈夫?
「年のせいだから…」と我慢している方も多いのですが、放っておくと膀胱の機能が低下してしまうこともあります。
また、尿閉(おしっこが出なくなる)など、緊急性のある状態になることも。
④ 気になったらまずは相談を
もし、排尿に関する違和感が出てきたら、早めにご相談ください。
検査も痛くありませんし、お薬で楽になる方もたくさんいらっしゃいます。
当院では、リラックスできる雰囲気の中で、じっくりお話をお聞きしています。
どうぞお気軽にいらしてくださいね。
それでは、今日も健やかな一日を🍀
きたじま腎泌尿器科クリニック世田谷烏山院クリニック院長 北島