50代からの泌尿器ラボ【第4回】前立腺肥大症のどんな治療があるの?〜薬で治る?手術が必要?〜
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きたじま腎泌尿器科クリニック世田谷烏山院院長の北島和樹です。
「前立腺肥大って診断されたら、すぐ手術ですか?」
よく聞かれます。でも安心してください、実は治療の選択肢はいろいろあります!
今回は「どんな治療法があるのか?」「薬でどこまで良くなるのか?」についてわかりやすくご紹介します。
内服治療は症状改善のみを目指す『対症療法』で、前立腺は小さくならないので内服して状態が良ければ内服を継続します。
手術療法は前立腺肥大を小さくする『根治的治療』です、比較的若い方や治療薬長期内服を避けたい方、内服治療効果不良の方に適しています。
💊 基本は“薬物療法”からスタート
症状が軽〜中等度の場合、多くの方はまずお薬での治療を始めます。
主なお薬はこんな感じ👇
α1遮断薬(アルファワンしゃだんやく)
尿道の筋肉をゆるめて、尿の通りを良くするタイプ。
👉 例:タムスロシン、ナフトピジルなど。
5α還元酵素阻害薬(ごアルファかんげんこうそそがいやく)
前立腺を少し小さくするタイプ。
👉 効果が出るまで数か月かかりますが、長期的な改善が期待できます。
漢方薬や植物製剤
排尿トラブルの緩和目的で補助的に使われることも。
🧠 薬の注意点は?
効果には個人差あり
ずっと飲み続けることもある
副作用(立ちくらみ、性機能低下など)が出ることも
定期的にフォローしながら、合う薬を探っていくのがコツです。
🛠️ それでも症状がつらい場合は…手術!
薬でも十分な改善が得られない場合、手術が検討されます。
今は昔と違って、体への負担が少ない“低侵襲”な手術が主流です。
主な手術方法👇
TURP(経尿道的前立腺切除術)
尿道からカメラを入れて、前立腺の一部を削る王道手術。
HoLEP(ホーレップ:レーザー手術)
レーザーで前立腺をくりぬくように除去。出血が少なく高精度。
水蒸気治療(Rezūm)や高温療法
比較的新しい選択肢で、日帰りも可能。
💬 まとめ:あなたに合った治療がある!
前立腺肥大症の治療は、「すぐ手術!」ではなく、
✔ お薬での調整
✔ 経過観察
✔ 必要なら手術…と段階的に進んでいきます。
あなたの症状、生活スタイル、希望に合わせてオーダーメイドの治療が選べるんです✨
次回は、「日常生活で気をつけることは?食事や運動で変わるの?」をテーマにお届けします!
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